フリーの Windows用 SCPクライアントです。Ver 2.0 は 現在ベータ版で、
安定性を望むなら、Ver 1.0 となります。
以下のサイトより入手できます。
フォルダ表示に使用されているフォントが日本語に対応していないため、
日本語のフォルダ名やファイル名は 文字化けして表示されます。
実際の選択作業には影響は無いようですが、文字によっては全く空白として
表示されるため、日本語のファイル名を扱う場合は注意が必要です。
もっとも、UNIXサーバと Windowsマシンでファイル転送を行う場合、
日本語のファイル名を使用することは少ないと思いますが・・・
Ver 1.0 をダウンロードした場合、自動実行インストーラが起動しますので、 メッセージとおりに [Yes] を押すとインストールは完了します。一方、 Ver 2.0 はベータ版のため インストーラが付属していないため、適当な ディレクトリを作成してダウンロードしたファイルを移動します。適宜、 起動用のショートカットを作成しましょう。
接続するサーバの設定は特に必要ありません。SSH クライアントが使用できる 22番ポートに接続できればOKです。FTPのように 制御ポートとデータ転送ポート の設定も必要ないですし、パッシブモードなどの設定も必要ありません。
*) 注意事項
サーバ側に設定の必要は無い、と書きましたが一つ重大な注意事項があります。
ログインするユーザのログイン環境で、環境変数 LANG に 日本語 を設定
している場合、ファイル情報が正しく得られないため、
接続はできるのですが、ディレクトリ・ファイル情報が表示されません。
以下のエラーが表示され、それ以上の操作ができなくなります。
Error reading remote directory
この問題を解決するために、約1週間 悩んでしまいました。
一生懸命英文と格闘していたのですが、英語圏では上記のエラーは出ないようで
検索エンジンで見つかる WinSCPの英文サイトからは 有用な情報は
得られませんでした。
あれこれサーバのアクセス権の設定をしていたのですが、接続するユーザによって
同じサーバに接続できたりできなかったりすることに気づき、環境変数に
LANG = ja_JP.EUC を設定していないユーザからは 接続できることが
確認できました・・・一件落着したわけです。
Ver 1.0 の起動画面です。

ホスト名と、ユーザ名、パスワードを入力すれば接続できます。一度接続すると
設定データはレジストリに保存され、次回からコンボボックスに登録されます。
ログインできると以下の画面になります。

あとは、ファイルを選択して転送するだけです。
Ver 2.0 からは ログイン画面から 詳細な設定が行えるようになっています。 秘密鍵、パスフレーズを用いた接続も可能です。 Ver 2.0 のログイン画面です。

ログインできると以下の画面になります。大きな変化はありませんが、 直接ディレクトリ名を入力できるようになっていたり、ドラッグアンドドロップで ファイルを複写・移動できたり、操作性は向上しているようです。

コマンドライン クライアントプログラム集です。以下のサイトから入手できます。
http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/
Telnetクライアント、SSHクライアント、SCPクライアント等が含まれます。 WinSCPの About を見ると、WinSCP 自体 SCPの実装は この PuTTY コードに 基づいていると記述されています。SCP クライアントは pscp.exe です。
コマンドラインから引数なしで起動すると、Usage を表示して終了します。
Windowsクライアントから UNIXサーバへファイルをコピーする場合
pscp c:\temp\*.* ユーザ名@サーバ名:ディレクトリ名
となります。一方、UNIXサーバから Windowsクライアントにコピーする場合
pscp -unsafe ユーザ名@サーバ名:ディレクトリ名/*.* c:\temp
と、オプション '-unsafe'を指定しないと複数のファイルをダウンロード
することができないようです。
上記の使用では、サーバ上のユーザ名に対応するパスワードを入力するように
求められるのですが、バッチファイルなどで使用する場合には、
pscp -pw パスワード ....
とパスワードを指定して起動することも可能です。
通常の使用に関しては WinSCP の方が便利だと思いますが、バッチファイルから
自動実行させる場合には、有用なソフトウェアだと思います。
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